2020年代 - 体質と路線の変革
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:33 UTC 版)
「ジャニーズ事務所」の記事における「2020年代 - 体質と路線の変革」の解説
2020年代に入ると滝沢秀明は風紀の乱れが蔓延していたジャニーズ事務所の変革に着手し、「クリーンなジャニーズ事務所」を目指し、経営陣の中でも滝沢はジャニーズ事務所の体質をクリーンな物にしようと改革を断行していると報道された。滝沢の就任後に長期間所属していたタレントの退所やグループ解散・活動休止が相次ぎ、所属タレントの不祥事に関しては全て報道を無視せず対応し、問題を起こしたタレントを即処分するなど迅速に対応していった。滝沢の副社長就任前のジャニーズ事務所ではデビュー前のJr.が不祥事を行った場合に重い処分を下すことはなかったとされているが、滝沢の副社長就任後はデビューしたタレントであれJr.であれ、誰であれ処分を下している。また定年制も提唱している。 プロデュース面においては「かっこいいイケメン」や「美形・キラキラ」といった従来のジャニーズアイドル像のグループではなく、アイドル像を捨ててバラエティやお笑いへ進出したSMAPを始めとした90年代デビューグループのような「ジャニーズらしくないグループ」が積極的にプロデュースされ始めるようになったと報道され、2020年には自身が手掛けてきたSnow Manをデビューさせ、このSnow Manは第三次K-POPブーム的なスタイリッシュさを持ち、アクロバットが得意であり、Snow Manはジャニー喜多川とは関係がほとんどなかったとされており、「タキニ」(従来のジャニーズ路線的ではない滝沢秀明流グループの総称俗語)であるとされている。ただし徹底した実力主義の傾向があり、所属タレントを贔屓したり特別扱いすることは一切なく、Snow Manのメンバーによる不祥事の発覚時も厳重な処分を行っている。また同年にはワイルド路線のSixTONESもデビューし、2021年には親しみのあるグループ なにわ男子がデビューした。従来のジャニーズアイドル路線ではなく若手を中心とした世界進出に意欲的とされている。 更にジャニーズ事務所があまり着手していなかったストリーミングやITにも注目し、ジャニーズ事務所が行っていた制限などを緩和して積極的にITを開拓しているとされている。またYouTuberにも注目し、2021年に二宮和也を中心した「ジャにのちゃんねる」が開設され、本格的にYouTuberとして活動を開始した。それに続きHey!Say!JUMPの山田涼介が開設し、主にゲーム実況を行う「LEOの遊び場」、所属タレント内からゲーム好きを集めた「Johnny's Gaming Room」などが開設された。
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