2012年下呂市長選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 03:57 UTC 版)
2012年4月8日に告示された岐阜県下呂市長選挙において、告示前に立候補者の一人である石田芳弘(元民主党衆院議員、落選)への投票を呼び掛ける国土交通大臣・前田武志名義の文書が地元の建設業協会幹部へ送られていたことが、4月11日の衆議院国土交通委員会で自民党の伊東良孝によって明らかにされた。前田は「同僚議員(山田良司)に頼まれて、中身を見ずに(文書に)サインしてしまった」「誠に軽率だったと深く反省している」等と釈明し、文書作成に関わった政務秘書官が4月16日に辞任したことも明らかにした。野党各党は大臣自筆の署名があったことなどから公職選挙法違反の疑いがあるとして強く反発。4月18日には自民党・みんなの党・新党改革の3党合同での前田に対する問責決議案が参議院に提出され、4月20日午前の参議院本会議において野党の賛成多数で可決された(前田は同年6月の野田第2次改造内閣発足により国土交通大臣を退任)。 2013年1月22日、公職選挙法違反について、岐阜地方検察庁は、一部嫌疑不十分、一部起訴猶予で不起訴処分とした。
※この「2012年下呂市長選挙」の解説は、「山田良司」の解説の一部です。
「2012年下呂市長選挙」を含む「山田良司」の記事については、「山田良司」の概要を参照ください。
- 2012年下呂市長選挙のページへのリンク