2012年・ヴィッセル神戸
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「ベストメンバー規定」の記事における「2012年・ヴィッセル神戸」の解説
2012年神戸の事例(背番号詳細は選手一覧参照)23457891013141517181922232425282930監督11節 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ 安達亮(代行) 12節 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ 13節 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ 西野朗 14節 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ 15節 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ナビスコ ◎ ◎ ◯ ◎ ◯ ◯ ◯ ◎ ◎ ◎ ◎ 2012年6月27日のナビスコ杯・対横浜F・マリノス戦において、ヴィッセル神戸は、直前のリーグ戦から先発メンバー9人を入れ替えて臨み、3-2で勝利した。Jリーグはこの日の神戸の先発メンバーのうち7人が「直前のリーグ戦5試合で先発」というベストメンバー規定の基準を満たしていないとして裁定委員会に諮問し、当該試合直前のリーグ戦5試合(J1リーグ戦第11節〜第15節)及び当該試合後のリーグ戦5試合(J1リーグ戦第16節〜第20節)により評価したが、当該試合で基準を満たしていなかったメンバーを主力メンバーとして起用しているとは認定できなかったとして、9月18日に、神戸に対し、けん責(始末書提出)及び制裁金1,000万円の制裁を科した。ベストメンバー規定違反で制裁金を課されるのは、上記の広島に次いで2例目となった。 神戸の運営会社である株式会社クリムゾンフットボールクラブは、「誤認識によってあってはならない事態を引き起こしたことは、遺憾。先発メンバーの確認を徹底し、再発防止に努めていきたい」とコメントし、クラブの処分として、叶屋宏一代表取締役社長、高橋悠太常務取締役チーム統括本部長、岡本健太郎強化担当にそれぞれ減俸10%1ヶ月の処分を行った。なお、監督の西野朗は、シーズン途中の5月19日に就任しており、この試合が公式戦6戦目(うち、リーグ戦は3試合)であった。西野は、「ルールはルール。迷惑をかけて申し訳ない」と受け入れながらも「自分の中では早々にトライしたいものもあったので、(ベストメンバーかどうかは)意識をしていなかった」「これを機に制度が再検討されれば、それはそれで良いと思う」とコメントした。
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