2009年春改編以降
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2009年4月の番組改編により、『ママはニューハーフ』からは放送枠が30分に短縮されると共に放送時間が変更され、TXでは13:00 - 13:30、それ以外のTXN系列5局(TVh・TVA・TVO・TSC・TVQ)では12:00 - 12:30(1時間先行)の放送となった。今回放送時間が別々となったのは、TXが同年3月までTBS系列で放送されていた『愛の劇場』の終了に合わせて13時台前半への進出を検討したが、系列局の多くは2時間ドラマの再放送枠を設けている関係で大規模な改編を余儀なくされる事から系列局に負担を掛けない様に、と配慮した結果、TXN系列全局での移動は見送る(系列局は全国枠12:30終了を維持)という結論に至った。そのために系列局へはTXからの裏送りとなった。スポンサーはこれまでと同様に一社提供のままだが、クレジット表示については各局出しの形に変更された。祝日時もそれぞれの時間に放送された。これに合わせて、TXN系列局以外でも静岡第一テレビ(SDT、日本テレビ系列)と熊本朝日放送(KAB、テレビ朝日系列)では『ママはニューハーフ』より、秋田放送(ABS、日本テレビ系列)では『かりゆし先生ちばる!』より、それぞれネットされる様になった。 第4弾『かりゆし先生ちばる!』終了後の次作については、2009年10月改編で、2008年11月から『水曜ミステリー9』、『月曜19時台時代劇』の新作製作中止・再放送開始と続けてきたTXのドラマ関連の制作費削減の方針がLドラ枠も対象とされたことで、Lドラ枠の新作制作を見送られることになると同時に、TXNから全日帯における連続ドラマの新作枠は消滅し、TXNで放送される新作の連続ドラマ枠は金曜深夜に放送されている『ドラマ24』のみとなった。代替として同枠内で同年9月24日から12月25日まで『サギ師リリ子』の再放送を、2010年1月6日から4月2日まで『ママはニューハーフ』の再放送を行った。再放送の場合、テレビ東京系列では原則として字幕放送と祝日の放送が行われなれず、祝日昼の『TXNニュース』の放送時間もLドラ枠開始以前と同様に変則編成へと再度変更された。 番組が再放送枠に切り替わった2009年秋の時点では、旧作(再放送)と新作を交互に放送しながら本枠を継続する見込みであったが、2010年春改編でもTXは『ドラマ24』などの深夜ドラマ以外のドラマ予算削減方針を継続した影響で、『ママはニューハーフ』の再放送終了日であった同年4月2日をもってLドラは廃枠となった。これにより、2010年4月以降に放送されている民放の帯ドラマは東海テレビ制作でフジテレビ系列で放送されている昼ドラのみとなった(その後2016年3月をもって廃枠が決まった)。
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