2階閲覧室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 01:08 UTC 版)
開館時には陳列室として造られたもので、図書館が所蔵する稀少書等の展示が行われていた。月曜と木曜の週2回、各2時間半程度のみ開かれた。戦後には判例などのコレクションがおかれるようになり、判例室として使われた時期があった。判例はのちに記念室に移されている。岸本館長下の改修工事では、この部屋は学生閲覧室として利用されるようになった。裏田館長が計画した改修でも、ひきつづきこの場所は一般閲覧室として供され、2010年代の改修工事でも用途に変更は生じていない。同室は3階大閲覧室と同様の大机が配置されている。創建時はこの部屋に大机の配置は無かったため、これらの大机は3階閲覧室に開架を設置するために撤去された閲覧席を移設したものであろう。
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