1960-1980年代:廃止の危機
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「ロスラグスバナン」の記事における「1960-1980年代:廃止の危機」の解説
1960年代以降、スウェーデン国鉄はモータリーゼーションの進展に伴い各地の狭軌路線のバスへの移管による廃止を計画し、ロスラグスバナンについても1966年にロングエグバナンが廃止され、1969年にもリンボ - ノルテリエ(スウェーデン語版)間が並行する高速道路の開通を理由に廃止された。1972年にロスラグスバナンはスウェーデン国鉄からストックホルム県ランスティングが所有するストールストックホルムス・ロカールトラフィーク(SL)が管理する路線になったものの、その時点では将来的にストックホルム地下鉄やバスに置き換え全面的に廃止する計画であった。以降も1980年代まで断続的に路線廃止が続いたが、沿線住民からの廃止反対の声は大きく、最終的に1980年に行われた住民投票の結果、ロスラグスバナンの存続が決定した。
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