1939年時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/15 22:40 UTC 版)
「オスカー2世 (海防戦艦)」の記事における「1939年時」の解説
本艦は1938年から1939年にかけて近代化改装が行われた時に、5.7cm速射砲8基と5.7cm高角砲2基と45cm水中魚雷発射管2門を撤去した代わりに、対空火器の強化が行われた。 対空兵装として軽巡洋艦「ゴトランド」にも採用されている「ボフォース Model 1928 7.5cm(60口径)高角砲」を採用した。その性能は6.8kgの砲弾を仰角45度で最大射程14,000mを、最大仰角90度で最大射高10,000mまで届かせる事ができた。これを連装砲架で2基を搭載した。砲架の俯仰能力は仰角90度・俯角5度である。さらに旋回角度は舷側方向を0度として左右150度の旋回角度を持っていた。砲の旋回、砲身の上下・砲弾の装填の動力は人力を必要とした。発射速度は毎分12~15発である。 他に近接対空火器として「ボフォース 2.5cm(58口径)機関砲」を連装砲架で1基、「8mm(82口径)重機関銃」を連装砲架で2基装備した。他に対艦用に53.3cm魚雷発射管を連装で2基を搭載した。
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