1900形への編入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:57 UTC 版)
「小田急1500形電車」の記事における「1900形への編入」の解説
詳細は「 小田急1900形電車#沿革 」を参照 1960年3月から5月にかけて、東急車輛製造にて更新が行なわれた際に、1900形と同様の車体に載せかえられ、形式も1900形デハ1914・クハ1964に変更された(これ以後の動向については小田急1900形電車を参照のこと)。なお、車体はしばらく東急車輛の構内に保管されていたが、同年秋に行なわれたデユニ1000形の更新に流用され、1984年まで使用された。 この改造は1500形の車体長や窓寸法その他が他社と異なることが保守上の問題となっており、貫通路の設置、端梁の交換、幕板幅の拡大と窓高さの縮小、屋根のビニール張り化などの大幅な更新が予定されていたが、その後方針を変更して1900形と同様の車体を東急車輛製造で新規に製造して交換することとなったものである。 デハ 1900形1914 (2代)・クハ1950形1964は1976年9月30日に廃車され、2両とも1977年に富士急行に譲渡されてそれぞれモハ5230形5235・クハ5260形クハ5265となって1984年1月に廃車されるまで同鉄道で運行された(1900形編入以後の動向については小田急1900形電車を参照)。 また、デハ1500形・クハ1550形の車体を使用したデユニ1000形1001・1002のうち、1002は1976年10月30日に、1001は1984年7月15日に廃車となった(デユニ1000形の動向については小田原急行鉄道モニ1形電車#車体変更とその後を参照)。
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