18-21世紀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 20:46 UTC 版)
18世紀後半から19世紀にかけて、ハーレフの景観に富んだ遺構は、ジョン・コットマン、ヘンリー・ガスティノー(英語版)、ポール・サンドビー(英語版)、J・M・W・ターナー、ジョン・ヴァーリイなど、著名な芸術家が訪れるようになった。1914年に城はメリオネス・クラウン・エステート (Merioneth Crown Estate) から Office of Works の管理に移されると、第一次世界大戦の終結後に一大修復事業を開始した。1969年に城は Welsh Office に、次いでカドゥ(英語版) (Cadw) へと移管され、観光の名所としての21世紀における歴史的資産を管理している。1986年、ハーレフは世界遺産「グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁」の一部に認定されており、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)は、ハーレフを「ヨーロッパにおける13世紀後半から14世紀初頭の軍事建築の最高の例」の1つと見なしている。 周辺道路の1つのフォルズ・ペン・スレフは、世界一急な坂として2019年にギネス世界記録に認定された。しかし、翌2020年、測定基準を定めた再調査の結果、それまで10年余り記録を保持していたニュージーランドのダニーデンにあるボールドウィン・ストリートが世界一に返り咲いている。
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