172番より大きい元素とは? わかりやすく解説

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172番より大きい元素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 14:25 UTC 版)

拡張周期表」の記事における「172番より大きい元素」の解説

詳細は「未発見元素の一覧」および「ウントリセプチウム」を参照 最後第8周期元素である172元素は、オガネソン(最後第7周期元素)同様の貴ガスになると予想されている。その先には、超アクチノイドのような別の長い遷移系列始まり少なくとも6g7f、8dの電子殻満たされるはずである(10s、10p1/2、6h11/2はエネルギーが高すぎて、この系列初期には関与できない)。これらの電子は非常に緩く結合しており、非常に高い酸化数到達できる可能性があるが、イオン価増える電子はより強固に結合することになる。 173元素(ウンセプトトリウム)では、一番外側の電子が6g7/2電子殻に入る。スピン軌道相互作用によって8p3/2と6g7/2の電子殻の間に非常に大きなエネルギーギャップ生じるため、この最外殻電子は非常に緩く結合し、非常に簡単に電離しUst+カチオン形成する予想されるその結果173元素化学的にアルカリ金属のように振る舞いセシウムよりもはるかに反応性が高いと予想されている(フランシウム119番元素相対論的効果のためにセシウムよりも反応性が低い)。 元素184(ウンオクタクアジウム)は、当初陽子184マジックナンバーになると推測されていたため、初期予測ではかなり関心集めていた。電子配置は[Usb] 6g5 7f4 8d3で、少なくとも7fと8dの電子化学的に活性であると予測されている。この物質化学的挙動は、ウランネプツニウム同様に、+6価より大きく(6g電子電離に相当)イオン化することはむずかしいと予想される水溶液中では+4価が最も一般的で、固体化合物では+5価と+6価に到達する考えられる

※この「172番より大きい元素」の解説は、「拡張周期表」の解説の一部です。
「172番より大きい元素」を含む「拡張周期表」の記事については、「拡張周期表」の概要を参照ください。

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