160 km/h走行試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 06:29 UTC 版)
「JR西日本681系電車」の記事における「160 km/h走行試験」の解説
踏切が介在しない湖西線および北陸トンネル内を対象とした160 km/h化を実現すべく、速度向上試験を重ねた。1992年10月から11月にかけては、主に当系列の基本性能確認を目的とし、湖西線と北陸トンネル内で160 km/h走行試験を実施している。この試験では160 km/h走行時の騒音・振動などの沿線環境、駅部におけるホーム風、軌道強度や架線性能、ATS-Pの応答性についても問題ないことを確認した。1997年から1998年にかけては、トンネル内と明かり区間におけるすれ違い時に車両が受ける影響を調査すべく試験を行った。試験条件は当系列9両編成(160 km/h走行)同士と、当系列6両編成(160 km/h走行)と207系(120 km/h走行・停車)、同じく113系(110 km/h走行・停車)である。いずれも湖西線のトンネル内と明かり区間において試験を行い、問題がないことが確認した。
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