五フッ化アンチモンとは? わかりやすく解説

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五フッ化アンチモン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 09:54 UTC 版)

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五フッ化アンチモン
IUPAC名 五フッ化アンチモン(V)
組成式 SbF5
式量 216.75 g/mol
形状 無色油状液体
CAS登録番号 7783-70-2
密度 3.00 g/cm3, 液体
融点 8.3 ℃
沸点 141 ℃
出典 ICSC 0220

五フッ化アンチモン(ごフッかアンチモン、antimony pentafluoride)は、アンチモンフッ化物化学式は SbF5分子量 216.8。

概要

融点 8.3 ℃、沸点 141 ℃ の無色透明の油状の液体で、吸湿性が強い。と激しく反応してフッ化水素を生じ、ガラスなどを容易に腐食する。人体に対しても非常に有害で危険。

五フッ化アンチモンは強力なルイス酸であり、超酸である。他の酸素に接近して電子を強く引き込み、酸性度を強める効果を持つ。特にフルオロスルホン酸との 1:1 の混合物はマジック酸と呼ばれ、炭化水素などもイオン化する。





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