~やんか
京ことば | 意味 |
~やんか | ~ではないでしょうか |
やんか
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
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やんか | (じゃないか)、 だよね、でしょ(う) |
主張、納得、了解を強要し、相手をたしなめる。確認、非難、発見、言い訳、励まし、残念。断定助動詞「や」に、「はよ言わんか」などの反語形「んか」が付いた。「ではないか」の転じた「やないか」がさらに転じた言い方。年輩話者は「やないか」を使う。名詞や形容動詞などの後につき、「いな」などが続く。「やがな」に同じ。みな寝不足やんか、わてかて男やんか、おまえが遅れたせいでぼろ負けやんか、今からでもまだ大丈夫やんか、これでもう9連敗やんか。丁寧には、「やおまへんか」と言う。大阪発祥、畿内で用いる。東京が三河以東の東海方面から輸入した「じゃん(か)」に語幹が似ていて混同しやすいが、「ではないの(か)」という意味合いではないので注意。 |
やんか
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
---|---|---|
やんか | (じゃないか)、 よね、でしょ(う) |
主張、納得、了解を強要し、相手をたしなめる。確認、非難、発見、言い訳、励まし、残念。「暑いのです」が「暑いです」になったように、「のや」+「んか」の「の」が脱落した。老年話者は「やないか」を使う。動詞や形容詞などの後につき、「いな」などが続く。「がな」に同じ。みな寝てへんやんか、わてかて男らしいとこ見せたるやんか、おまえが遅れたせいで負けてんやんか、今からでもまだ間に合うやんか、これでもう勝ち目のうなったやんか。大阪発祥、畿内で用いる。北陸、中京、中国、四国などで「が(ぁ)」。また、明日お客さん来るらしいねんやんか、と、本来なら「ねや(のや)」+「んか」となるべき形も、「ねや(ねん)」+「やんか」という扱い方もする。次項参照。 |
やんか
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 20:13 UTC 版)
(1)ふざけること。例.あいつも やんか こぞーだで よわる。(2)こごと
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