＊賤

デジタル大辞泉

しず〔しづ〕【^×賤】

読み方：しず

［名］卑しいこと。身分の低い者。

「貴人(あてびと)、—が身何の変わりたる所あるべき」〈藤村・春〉

［代］一人称の人代名詞。拙者。わたし。江戸時代に幇間(ほうかん)などが用いた。

「君さへ合点なさるれば、—が聟になるぢゃげな」〈浄・卯月の紅葉〉

せん【^×賤】

読み方：せん

［音］セン（漢）　［訓］いやしい　しず　いやしむ

１ 身分が低い。いやしい。「貴賤・下賤(げせん)・卑賤・貧賤」

２ さげすむ。いやしむ。「賤称」

３ 自分をけんそんしていう語。「賤妾(せんしょう)」

［難読］山賤(やまがつ)

歴史民俗用語辞典

賤

読み方：セン（ｓｅｎ）

古代の身分秩序で良民に対する語。

ウィキペディア

五色の賤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/27 16:28 UTC 版)

五色の賤（ごしきのせん）とは、律令制の元で設置された古代日本の5種の賤民である。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

賎

出典:『Wiktionary』 (2021/01/17 09:22 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : ゼン
  • 漢音 : セン
• 訓読み

  いや-しい、いや-しむ、いや-しめる、しず、ひく-い、やす-い

賤

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 02:06 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : ゼン
  • 漢音 : セン
• 訓読み

  いや-しい、いや-しむ、いや-しめる、しず、ひく-い、やす-い

名詞

1. (しず) 身分や地位が低いこと。又、身分や地位が低い者。

熟語

• 賤業
• 賤視
• 賤称
• 賤商
• 賤民
• 賤吏
• 貴賤
• 軽賤
• 下賤
• 卑賤
• 貧賤
• 尊王賤覇

漢字辞典

賎

賎	画数：13 音読み：セン、 ゼン 訓読み：いやし、 いやしい、 いやしむ、 いやしめる、 しず、 やすい ピンイン：jian4 ハングル：천 対応する英語：despise, lowlife, poverty

賤

賤	画数：15 音読み：セン、 ゼン 訓読み：いやしい、 しず、 いやしむ、 やすい ピンイン：jian4 ハングル：천 対応する英語：despise, lowlife, poverty

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「賎」の例文・使い方・用例・文例

• 職業に貴賎をつけちゃいけないよ〜。
• 貴賎相婚の結婚で生まれるステータス
• インドの不可触賎民という階級
• 中世において,河原に住み賎民とされた人
• 中国唐代において,官に所属した賎民という地位
• (律令制下の)賎民という地位
• 身分の貴いことと賎しいこと
• 賎しい者が食用にする飯米
• 身分の賎しい男
• 賎しい職業
• 律令制下での賎民
• 江戸時代において,士農工商の下で賎民とされた階層の人
• 良民と賎民
• インドの階級制度で,シュードラという賎民の階級
• 不可触賎民という,インドのカースト制における最下層民