#7119番(救急安心センター事業)の推進
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 19:03 UTC 版)
「119番」の記事における「#7119番(救急安心センター事業)の推進」の解説
2018年(平成30年)10月1日現在、北海道札幌市周辺、宮城県、茨城県、埼玉県、東京都、神奈川県横浜市、新潟県、大阪府、奈良県、兵庫県神戸市、鳥取県、和歌山県田辺市周辺、福岡県の13地域では、真に救急車を必要とする者に対して効果的に救急隊が対応できる体制を構築するため、応急手当の方法、近隣の救急病院の案内、救急車を呼んだ方がいいのかどうかなど、緊急性の低い事柄に対応する組織を設置している。ここには医師や看護師などが常駐し、聞き取り内容から救急車を出場させるべきか、自力で医療機関に向かわせるべきかを判断する。軽症者の安直な119番通報を防止すると同時に素人判断で軽症と判断され手遅れになる事例の防止も目的としている。 これらの組織には#で始まる「#7119」番へ電話することでつながるが、呼び名は実施地域によって異なり、2018年末現在「救急安心センター」「救急相談センター」「おとな救急電話相談」「救急医療電話相談」「救急電話相談」「おとな救急ダイヤル」となっている。最近では2019年(平成31年)1月28日より、山口県岩国市と和木町を含む、広島市、呉市など広島広域都市圏中枢都市 において「救急相談センター」が開設された。 以下に、東京消防庁管内の救急相談センター受付件数を記す。 年総件数医療機関へ案内救急相談その他2012年(平成24年) 321,335 238,257 82,075 1,023 2013年(平成25年) 314,737 224,511 89,617 609 2014年(平成26年) 330,865 226,123 103,688 1,054 2015年(平成27年) 375,458 224,844 145,554 5,060 2016年(平成28年) 378,776 225,879 152,145 752 2017年(平成29年) 369,018 195,707 172,551 760 2018年(平成30年) 398,877 196,012 201,943 922
※この「#7119番(救急安心センター事業)の推進」の解説は、「119番」の解説の一部です。
「#7119番(救急安心センター事業)の推進」を含む「119番」の記事については、「119番」の概要を参照ください。
- #7119番の推進のページへのリンク