黒百合姉妹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/23 21:08 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動黒百合姉妹(くろゆりしまい、仏: Les sœurs des lys noirs)は、日本の女性音楽ユニットである。
主にボーカルを担当する妹のJURI(じゅり)、主にピアノ・キーボードを担当する姉のLISA(りさ)の、大阪出身の実の姉妹2人によるユニット。オリジナル曲の作詞・作曲も2人で行う。妹のJURIは占い師としても活動している。
概要
1990年、北村昌士の設立したインディーズ・レーベル、SSE COMMUNICATIONSより、ファーストアルバム『最後は天使と聴く沈む世界の翅(はね)の記憶』をリリース。ライブハウスなどで演奏活動を始める。
以降、同レーベルより1994年までに、ライブアルバムや別名義「JURI et LISA」で発表したCDも含め、5枚のアルバムをリリースする。
SSE COMMUNICATIONSの閉鎖と前後して、自らのレーベル「Sibylla」を立ち上げ、1999年に6枚目のアルバム「星のひとみ Les yeux d'étoiles」をリリース。その後もさらに2枚のアルバムを発表し、ライブ活動も継続している。
幻想的で神秘的な曲調のオリジナル曲のほか、クラシック音楽、特にJ. S. バッハやオルランドゥス・ラッスス、14世紀スペインの歌曲集『モンセラートの朱い本』など、中世・ルネサンス・バロック期の古楽や宗教曲などもレパートリーとしている。
作品
括弧内は発表年月日。日付は公式サイト「ディスコグラフィー」による。
アルバム
SSE / Sibylla
以下5枚のCDは、SSE COMMUNICATIONSより初発。
SSE閉鎖後、Sibyllaレーベルよりリマスタリングの上でCD再発。
- 最後は天使と聴く沈む世界の翅の記憶(1990年12月25日)
- 夜が星をしたがえて(1991年12月21日)
- 月の蝕(1993年6月10日)
- LUX AETERNA~久遠の光 LIVE at SHIBUYA CLUB QUATTRO(1993年)
- ※1993年5月3日、渋谷CLUB QUATTROでのライブアルバム
- All Things Are Quite Silent(1994年12月1日)
- ※「JURI et LISA」名義
Sibylla
以下3枚のCDは初発時から、Sibyllaレーベルよりリリース。
映像作品
- Schwarzwald (VHS)
- Schwarzwald (DVD)
脚注
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
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