鹿苑神社とは? わかりやすく解説

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鹿苑神社

読み方:カソノジンジャ(kasonojinja)

別名 ろくおん

教団 神社本庁

所在 静岡県磐田市

祭神 大名牟遅命

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

鹿苑神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/01 09:57 UTC 版)

鹿苑神社

拝殿
所在地 静岡県磐田市二ノ宮1767
位置 北緯34度42分31.9秒 東経137度51分30.9秒 / 北緯34.708861度 東経137.858583度 / 34.708861; 137.858583座標: 北緯34度42分31.9秒 東経137度51分30.9秒 / 北緯34.708861度 東経137.858583度 / 34.708861; 137.858583
主祭神 大名牟遅命
社格 式内社(小)
遠江国二宮
郷社
創建 (伝)第17代履中天皇4年
本殿の様式 八幡造銅板葺
例祭 10月第1日曜日
地図
鹿苑神社
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鹿苑神社(ろくおんじんじゃ)は、静岡県磐田市二ノ宮にある神社式内社遠江国二宮で、旧社格郷社

北側は連福寺と接しており、磐田駅の東南東、横須賀街道の南方にある。神紋は「十六菊」である。江戸時代末までは「高根明神社」と称し、高彦根命を祀っていた。

歴史

延喜式神名帳にある磐田郡の小社・鹿神社に比定される。遠江国の鹿苑神は嘉祥3年(850年)に従五位下に叙せられ[1]貞観2年(860年)には従四位下が授けられたという[2]。かつては山香郡与利郷(現・浜松市天竜区春野町)の正国六音大菩薩社の位置にあり[3]元慶5年(881年)に磐田郡を分割して山香郡が設置されたのにともない、遠江の国府近くに移したとされる。

鎌倉時代には二宮と呼ばれるようになり、文永5年(1268年)頃の「遠江国二宮領」という鹿苑神社領に関する記述が残っている[4]江戸時代には二之宮村など14ヵ村の総鎮守であり、元和9年(1623年)に社殿を再建した棟札が残る。慶安元年(1648年)には社領23を寄進された。

境内

交通アクセス

脚注

  1. ^ 文徳実録嘉祥3年7月11日850年8月25日)条
  2. ^ 三代実録』 貞観2年正月27日860年2月26日)条
  3. ^ 『遠江国風土記伝』
  4. ^ 『基重言上状』

参考文献

  • 日本歴史地名大系(オンライン版) 小学館 (『日本歴史地名大系』 平凡社、1979年-2002年 を基にしたデータベース)

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、鹿苑神社に関するカテゴリがあります。



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