鹿児島線列車衝突事故
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「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「鹿児島線列車衝突事故」の解説
★2002年(平成14年)2月22日 21時30分頃(列車衝突事故) 福岡県宗像市の九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線海老津駅 - 教育大前駅間で、門司港発荒尾行き下り普通列車(811系+813系7両編成)がイノシシに衝突し車両点検のために停止中、無閉塞運転で進行してきた後続の門司港発荒木行き下り快速列車(813系5両編成)が追突し134名が重軽傷を負った。 後続列車が中継信号機の進行現示を自列車に対するものと勘違いし、無閉塞運転取扱規則に反して加速したのが原因。 車体はテレスコーピング現象による衝撃で各車とも車端部が破損しており、全車が廃車となった。なお先行列車の先頭車両の前頭部(811系)は九州鉄道記念館の運転シミュレーターとして活用されている。また、事故廃車になった813系は被害を受けてない部品がのちに製造された300番台に再利用されている。 「無閉塞運転#鹿児島線列車衝突事故」も参照 事故車部品の再利用については「JR九州813系電車#300番台(9次車)」を参照
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