鶴亀株式会社の人々
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初代 天海天海(あまみ てんかい) 演 - 茂山宗彦 一平の父。須賀廼家千之助と「天海天海一座」を率いる。酒好きで女好き。 息子の一平に対し、体調不良で舞台を休むことを厳しく叱責する。一方、友達がいないことを影ながら心配し、一平の親友になろうとする千代に感謝の気持ちを吐露する。岡安に逗留し道頓堀で公演期間中、33歳で急死。モデルは初代渋谷天外。 大山鶴蔵(おおやま つるぞう) 演 - 中村鴈治郎 「鶴亀株式会社」社長。道頓堀の芝居小屋を牛耳る上方演劇界のドン。天海の葬式を劇場で行う「劇場葬」で喪主を務め、一平を二代目天海に指名する。 万太郎一座に対抗できる劇団を作り、両者を競わせることで道頓堀をより活性化しようと構想、「鶴亀家庭劇」を結成させた。 モデルは松竹の創業者である白井松次郎と大谷竹次郎。 熊田(くまだ) 演 - 西川忠志 劇場の支配人を務める「鶴亀株式会社」の社員。大山鶴蔵の部下である。鶴亀家庭劇の結成に伴い劇団責任者となる。 上演中の舞台『人形の家』に心酔する幼少期の千代に厚意で台本をあげるが、この台本が千代の宝物となり、女優人生の支えとなっていく。 鶴亀座支配人 演 - ボブ・マーサム 鶴蔵の秘書 演 - 勇元気
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