鶴亀新喜劇座員
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朝日奈灯子(あさひな とうこ)→天海灯子(あまみ とうこ) 演 - 小西はる 「鶴亀新喜劇」の新しい座員。もとは「鶴亀歌劇団」に所属していた。 父を早くに亡くし、母と妹と3人で暮らしていたがその母と妹も空襲で失う。福富楽器店の跡地で行われた『マットン婆さん』の芝居を見て自ら入団を志願する。 「鶴亀新喜劇」の旗揚げから1年後、突然退団を申し出るが、一平と不倫関係になり一平の子を身ごもったからであった。一時は「千代から一平を奪うことだけはしたくない」と千代に妊娠を打ち明けることを拒否し、2人の知らない場所で産み育てるため産まれてから灯子が働けるようになるまでの生活費を一平に要求する。その後千代の前に現れ、謝罪する。千代からは「償いたいのだったら誰よりも幸せになれ」と言われる。一平と結婚して新平を産む。 エキサイトニュースにて本作のレビューを連載しているライターの木俣冬や、サイゾーウーマンのコラムにて本作の解説する歴史エッセイストの堀江宏樹は、モデルは九重京子と述べている。 須賀廼家万歳(すがのや ばんざい) 演 - 藤山扇治郎 「須賀廼家万太郎一座」の座員だった。仏印のサイゴンから復員して半年後に「鶴亀新喜劇」に加わることになるが、不満を漏らし練習にも参加しない。誰一人戦地に行っていない新喜劇の団員とは分かり会えない態度を示していたが、満州から戻ってきた寛治から同情を示され和解する。 須賀廼家千兵衛(すがのや せんべえ) 演 - 竹本真之 「須賀廼家万太郎一座」の座員だった。ジャワから復員して万歳と共に「鶴亀新喜劇」に加わることになるが、万歳と同じく不満を漏らし練習にも参加しない。誰一人戦地に行っていない新喜劇の団員とは分かりあえない態度を示していたが、満州から戻ってきた寛治から同情を示され和解する。 「鶴亀新喜劇」の旗揚げから1年後、一平が灯子の家から出てくるところを見たと言い、そのことで寛治と喧嘩になる。 町田好美 演 - 篠原真衣 昭和26年2月時点で参加しているメンバー。 西脇真由美 演 - いちえ 昭和26年2月時点で参加しているメンバー。
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