魚類の病原細菌とは? わかりやすく解説

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魚類の病原細菌 [Fish pathogenic bacteria]

 魚類感染して発病させる細菌魚病細菌ともいう。また、それらによる病気細菌性魚病または魚類の細菌感染症という。世界で最も古くから知られている魚類の病原細菌はサケ科魚類せっそう病と、魚類一般病原細菌一つであるビブリオ病菌である。その後多く魚類病原菌研究された。現在、淡水性汽水性、海水性の魚類のおもな病原細菌は約40種が知られそのほかにまれな魚病細菌として約30菌種合計で約70菌種報告されている。この中にはわが国には存在しないレッドマウス病菌などもある。また、マイコバクテリウムのように人魚共通病原菌もある。また、ヒト食中毒細菌でもある(ひれ)赤病菌日和見感染とされているパラコロ病などもあるが、多く細菌魚類特有の病原菌である。
わが国水産養殖にとって重要な魚病細菌せっそう病ビブリオ病菌(ひれ)赤病菌パラコロ病類結節症細菌性(えら)病菌カラムナリス病、低水温滑走細菌菌・冷水病海水魚滑走細菌赤点病シュードモナス病菌連鎖球菌症ブドウ球菌細菌性腎臓病などがあり、そのほかに、まれではあるが魚類病原菌としてアクロモバクター症マイコバクテリウムノカルジア症、エピテリオシスチス病原体などが知られている。




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