駅改良工事と大井町線の延伸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 01:17 UTC 版)
「溝の口駅」の記事における「駅改良工事と大井町線の延伸」の解説
2008年7月26日まで田園都市線下りホームは2番線を使用していたが、工事の進展により翌27日から1番線の使用を開始した。以前はまだ敷設されていなかった1番線の線路敷のスペースを利用して3つの店舗を設置していたが、2007年3月末をもってすべて閉店した。 2009年7月11日から二子玉川 - 当駅間への大井町線の乗り入れにより、同線の降車専用ホームとして2番線の使用も再開された。なお前述した通り、同線の列車のうち田園都市線の鷺沼方面と直通する列車などに限り、延伸後も引き続き同線のホーム(1・4番線)を使用している。 改良工事に入ってから新設された4番線は、2009年6月14日までは平日朝間のみ使用され、梶が谷駅で急行もしくは準急を待避した各停が到着するが、これは3番線に停車中の前列車である急行・準急に追いついてしまうため、効率的な発着を目的とするものであった。2面2線のホームでは後続の各停が本線上で信号待ちを強いられるため遅延の原因となっていたが、4番線への入場信号を開けておくことで、先発した急行・準急の出発と後続各停の到着が同時に行えるようになり、多少なりとも遅延の解消に寄与していた。また、混雑均等化のためこの状況で各停と準急・急行が並んだ場合、各停は先行の準急・急行が発車するまでドアを開けないようにしていた。また、逆に準急・急行が先行の各停に追いついて並んだ場合も先行各停に対して同様の対処を行っていた。そして、翌15日から田園都市線は4番線が本線となり、3番線は朝の急行・準急と夜間の大井町線留置の使用となった。なお、大井町線の乗り入れに合わせて、これらの取り扱いは乗り入れ前日の同年7月10日で廃止された。 複々線化までの変遷|改良工事以前→不明|2008年7月26日→2008年7月27日|2009年6月14日→2009年6月15日|2009年7月10日→2009年7月11日| →田・上→ →田・上→ →田・上→ →田・上→ 上りホーム . . . . →田・上→ →田・上→ →田・上→ →田・上→ →大・上→ ←田・下← ←田・下← ←大・下← 下りホーム . . . . ←田・下← ←田・下← ←田・下← ホーム改良ホームを島式化 田園都市線上りホームを2線化 >田園都市線下り線を1番線に移設 田園都市線主ホームを4番線に 大井町線延伸
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