駅前ビル「i-ビル」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 16:54 UTC 版)
一宮市の新たな玄関口として、2010年(平成22年)10月に建設工事を開始した。2012年(平成24年)11月1日に図書館以外の施設が先行オープンし、2013年(平成25年)1月10日に一宮市立中央図書館が開館した。 尾張一宮駅の高架下に隣接し、1階部分は自由に行き来することができるコンコースも配置されている。i-ビル(あいビル)という愛称は、一般公募および投票で決定された。 7階建てで建物の中央には3階から5階を中心とした幅44メートルの巨大な吹き抜け「シビックテラス」が整備され、イベント利用を想定したギャラリーや市民活動支援センターが併設されている。 「シビックテラス」は、幅44メートル・奥行き31メートル、東側には壁がない半屋外の開放的な構造で、エスカレーターが交差しており、建物の中央部にある。 1階部分には商業施設であるアスティ一宮(名古屋ステーション開発が運営)や、観光案内所・駅前交番が設けられ、5階から7階には一宮市立中央図書館、中央子育て支援センター、シビックホール等が入っている。ビル北側の2階から4階は立体駐車場となっている。 i-ビルが建設される前の2007年(平成19年)5月に取り壊された3階建ての旧駅ビルは、太平洋戦争末期の空襲で焼失した後、民衆駅として建て替えられたものであった。 2013年(平成25年)には第45回中部建築賞を受賞した。
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