駅すぱあととは? わかりやすく解説

駅すぱあと

読み方えきすぱあと

駅すぱあととは、ヴァル研究所販売している経路情報検索ソフトウェアの名称である。

駅すぱあとは、1988年MS-DOS対応のパッケージソフトとして初め登場した以来経路検索定番としてバージョンアップ重ねている。

駅すぱあとでは、全国JR私鉄鉄道路線中心に目的地までの最短経路から運賃乗換駅乗り換え時間などを検索することができる。駅名入力だけで簡単に検索でき、乗換駅指定して経路選択を行うこともできる

現在では、モバイル版オンライン版イントラネット版なども提供されている。MicrosoftCOM対応し業務システムとの統合を図ることが可能なSDKなども提供されている。


参照リンク
駅すぱあと
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駅すぱあと

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/19 03:13 UTC 版)

駅すぱあとは、出発地点と到着地点とを結ぶ公共交通機関の最適経路を提供するシステム。株式会社ヴァル研究所が開発・販売をしている。

Windows版のPCソフトの他、iPhoneAndroidに対応したアプリが提供されており、2014年からウェアラブルデバイスにも対応している。

概要

日本で最初に開発・販売された、電車の経路検索ソフト。

アプリケーションソフトおよびネットワーク上で提供されるサービスがある。

最初、関東地区を対象とするプログラムが提供され、その後、日本全国版が提供された。 関東地区を対象にしたプログラムは、上智大学理工学部電気電子工学科加藤誠巳研究室で、研究・開発されていた卒業研究のプログラムに、PC用ユーザインタフェースをつけて商品化された。 時刻表の検索も可能である。

提供範囲

毎月バージョンアップ版が発売される。

  • 日本国内の鉄道路線
  • 都市圏を中心とした路線バス
  • 主な施設

など。

バージョンアップ

  • 毎月何らかの更新があり、最新の時刻表・路線図が店頭発売・ダウンロード発売でされている。なお、ダウンロードについてはユーザー登録を行っている必要がある。
  • 路線図の更新については有料版を購入する必要があるが、時刻表・経路検索はインストール1年以内ならば無料でインストールできる。それ以降は購入する必要がある。

バージョンアップのサポート

年間サポート
最新のデータが1年間に6回に更新版が届く。
バージョンアップサポート2回
申し込んだ時点の最新のバージョンと有効期限1年半の「駅すぱあときっぷ」が届く。2回目のバージョンアップはこの「駅すぱあときっぷ」を郵送する。
「駅すぱあときっぷ」を未使用の状態で期限が満了となった場合は、期限満了時点の最新バージョンが届く。
バージョンアップサポート1回
申し込んだ時点の最新のバージョンが届く。

いずれもユーザー登録している必要がある。 ダウンロード・葉書による発売は支払いはクレジットカードもしくはコンビニでの支払いとなる。

沿革

  • 1986年「首都圏電車網最短経路案内システム」発表
  • 1988年2月 関東版が発売。登録駅数は東京約50キロ圏内の鉄道線計1070駅。対応機種はNECPC-9800用、富士通FMR50松下電器産業パナコムM500用があった。価格も2万7000円と主に会社の総務部において出張予定の計画・社員の通勤費計算等を目的としたものであった。
  • 1989年 東芝ダイナブック用が追加発売。価格は19800円に下がった。
  • 1992年 関東版・Windows用が発売。登録駅数は1133駅に増加。
  • 1993年11月 全国版・MS-DOS用が発売。登録駅数は9600駅以上に拡張された。価格は29800円となった。同年関東版・Macintosh用が発売。
  • 1994年5月 全国版・Windows用が発売。
  • 1994年9月 全国版・Macintosh用が発売。
  • 1995年頃からパソコンにバンドルされ出荷される、また地図連動等の機能も拡張された。
  • 1995年10月 LAN対応版が発売。
  • 1996年10月 新幹線・特急・航空路等の幹線についての時刻表情報が登載。時刻検索が可能となった。
  • 1998年1月 KDDIと提携し長野オリンピックの訪日外国人向けにネット上で試験的に無料提供。[1]
  • 1998年12月からYahoo! JAPANと提携し「Yahoo!路線情報」として提供(利用料無料)を開始。[2]
  • 2002年3月 iモードの公式コンテンツとしてサービス提供開始。プロバイダーは株式会社ACCEL。
  • 2005年10月 二酸化炭素排出量の表示機能が追加される。
  • 2009年6月 SuicaPASMOの相互利用区間でICカードを利用した場合の運賃を計算する機能が追加される。
  • 2011年5月 Macintosh用について、Mac OS X Lion に対応する予定がないことが発表された。[3]

脚注

関連ソフト

関連項目

外部リンク




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