食中毒原因菌とは? わかりやすく解説

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食中毒原因菌 [Bacteria causing food-borne-diseases]

  食中毒微生物化学物質毒きのこなど様々な原因物質で起こるが、その大部分細菌原因です。細菌原因食中毒を、細菌性食中毒呼び原因となる細菌の事を食中毒原因菌という。日本食中毒原因菌として多いのはサルモネラ腸管出血性大腸菌腸炎ビブリオ黄色ブドウ球菌カンピロバクターの順で、近年サルモネラ、特に腸炎汚染した鶏卵による食中毒と、腸管出血性大腸菌O157:H7による食中毒増加している。  細菌性食中毒は、その発症機序から2つ分けられる一つ感染型食中毒で、細菌汚染された食品など摂取し腸管内で細菌増殖して外毒素産生するなどで発症するもので、多く細菌がこのグループに入る。一般に潜伏期間長いのが特徴で、摂取した細菌の量も影響するので、単純に潜伏期間長さだけでは決まらない例え腸炎では一度108個以上を摂取しないと食中毒にはならないが、腸管出血性大腸菌では100個以下でも発症する。  もう一つは、毒素型食中毒呼ばれ、予め食品中や水中増殖した細菌産生し外毒素経口的に摂取して食中毒になる場合である。黄色ブドウ球菌ボツリヌス菌などの産生する腸管毒素原因となる。一般に潜伏期間は短いのが特徴である。




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