飛行第62戦隊とは? わかりやすく解説

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飛行第62戦隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 02:50 UTC 版)

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飛行第62戦隊
創設 1941年(昭和16年)11月14日
廃止 1945年(昭和20年)
所属政体 大日本帝国
所属組織 大日本帝国陸軍
部隊編制単位 戦隊
兵種/任務/特性 航空作戦
爆撃
編成地 帯広市
通称号/略称 灘9908
最終位置 茨城県 西筑波
主な戦歴 第二次世界大戦
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飛行第62戦隊(ひこうだいろくじゅうにせんたい、飛行第六十二戰隊飛行第六二戰隊)は、大日本帝国陸軍飛行戦隊の一つ。通称号灘九九〇八部隊軍隊符号62F

概要

飛行分科重爆撃機の戦隊として編制された。太平洋戦争大東亜戦争)末期には特攻作戦を行っており、特攻専用機のさくら弾機も配備された。

歴代8名の戦隊長の内実に4名が戦死しているのは、全飛行戦隊中で最も多い記録である。特に有名なのは6代目新海希典少佐であり、新海戦隊長の時期に62戦隊は沖縄戦にも参加している。

歴代戦隊長

  • 初代 波多野魁夫 大佐陸士28期、1941年11月1日~、12月8日戦死)
  • 2代 大西洋 中佐(陸士34期、1941年12月11日~)
  • 3代 堀場一雄 大佐(陸士34期、1941年11月1日~)
  • 4代 芳賀信政 中佐(陸士34期、1943年10月25日~、戦死)
  • 5代 石橋輝志 少佐(陸士43期、1944年4月7日~)
  • 6代 新海希典 少佐(航士50期、1945年2月24日~、3月19日戦死)
  • 7代 沢登正三 少佐(陸士46期、1945年3月31日~、4月12日戦死)
  • 8代 小野祐三郎 少佐(航士50期、1945年4月19日~)

関連文献

  • 多田勝秋『飛行第62戦隊部隊概史』(1975年)
  • 伊庭稜太郎『飛竜天ニ在リ』(青娥書房、1975年)
  • 飛行第六十二戦隊第六十三飛行場大隊『七三部隊回想録』(七三会京都大会事務局、1980年)
  • 淀川洋幸(編)『飛行部隊の日誌 鎮魂記』(1995年)
  • 林えいだい『重爆特攻さくら弾機』(東方出版、2005年)

関連項目

外部リンク




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