飛行第5戦隊 (日本軍)とは? わかりやすく解説

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飛行第5戦隊 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 07:59 UTC 版)

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飛行第5戦隊
創設 1938年(昭和13年)8月31日
廃止 1945年(昭和20年)
所属政体 大日本帝国
所属組織 大日本帝国陸軍
部隊編制単位 戦隊
兵種/任務/特性 航空作戦
空中戦闘
編成地 立川市
通称号/略称 天鷲15310
最終位置 愛知県 甚目寺町
主な戦歴 日中戦争-第二次世界大戦
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飛行第5戦隊(ひこうだいごせんたい、飛行第五戰隊)は、大日本帝国陸軍飛行戦隊の1つ。大正10年12月に編成された航空第五大隊を前身とする。陸軍戦闘機隊のなかでも長い歴史を持つ。 通称号天鷲一五三一〇部隊軍隊符号5F

概要

1942年(昭和17年)3月に九七式戦闘機から二式複座戦闘機へ機種転換し、太平洋戦争中は二式複戦の部隊として運用。1943年から1944年8月までバンダ海周辺の防空や船団護衛に活躍。1944年以降中京地区の防衛任務に清洲飛行場を基地に従事するが戦果は挙げられなかった。五式戦へ機種転換するが、爆撃で生産が止まり改編は半数機で終了。その後、本土決戦にむけて戦力の温存につとめ、ほとんど邀撃などの戦闘には参加していない。

歴代飛行第5連隊長

歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐
氏名 在任期間 備考
1 佐野光信 1925.5.1 - 中佐
2 小畑厳三郎 1926.7.28 -
3 小笠原数夫 1928.3.8 -
4 春日隆四郎 1929.8.1 -
5 辻邦助 1931.8.1 - 1932.8.8[1]
6 木下敏 1932.8.8 -
7 田中毅一 1933.7.17 - 1935.7.15 殉職
8 柴田信一 1935.7.18 -
9 1937.7.23 -
須藤栄之助 1938.2.10 -
近藤兼利 1938.6.13 - 1938.8.31 中佐、1938.7.15大佐

歴代飛行第5戦隊長

歴代の戦隊長
(特記ない限り陸軍少佐
氏名 在任期間 備考
1 近藤兼利 1938.8.31 - 大佐
2 恩田謙蔵 1939.8.1 - 中佐
3 小松原虎男 1942.8.1 - 1943.10.16 中佐、殉職
4 高田勝重 1943.10.20 - 1944.5.27 戦死ビアク島付近
5 松山武夫 1944.6. -
6 山下美明 1944.9.25 -

脚注

  1. ^ 『官報』第1683号、昭和7年8月9日。

参考文献

  • 近現代史編纂会編『航空隊戦史』新人物往来社、2001年。ISBN 4-404-02945-4
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。

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