音楽史への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 16:19 UTC 版)
「セルティック・フロスト」の記事における「音楽史への影響」の解説
先述の通り、バンドは数々のブラックメタル、デスメタル、スラッシュメタルバンドに影響を与えている。たとえば、シンフォニックメタル・バンド「セリオン」は彼らのファースト・アルバム『トゥ・メガ・セリオン』からバンド名をとっている。セルティック・フロストの楽曲をカバーしているミュージシャンも多く存在する。例えば「ディム・ボルギル」「オビチュアリー」「ゴルゴロス」「セパルトゥラ」「ゴートホア」「ギャルハマー」等である。「ニルヴァーナ」のカート・コバーン、クリス・ノヴォセリック は彼らのファンだった。「デイヴ・グロール」や「アルター・ブリッジ」のリードギタリストであるマーク・トレモンティもことあるごとにセルティック・フロストから影響を受けたと語っている。デイヴ・グロールは自身のソロ・プロジェクトにトムをゲスト参加させてもいる。 1995年にリリースされたセルティック・フロストのトリビュートアルバムには「オーペス」「エンスレイヴド」「エンペラー」「メイヘム」「グレイブ」、カナダのデス/スラッシュ・バンド「スローター」等の著名バンドが参加している。 このような事実にもかかわらず、フロントマンのトム・フィッシャーは自分たちの与えた影響についてこのようなコメントをしている。「自分たちがどう影響を与えたかなんてことには関わらないようにしている。俺は一人のミュージシャンなんだ。そんなことに巻き込まれたくない。そんなの健康的じゃないだろ。ただ、良いアルバムを作っていたいんだ。俺はまだピンピンしてるし、やることが目の前に山ほどある。誰が影響力を持ってるとか、俺たちがどのような立場にいるのかとか、そういうことには煩わされたくない。そんなのはどうでもいいことだと思うよ。」
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