電脳学園
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『電脳学園』(でんのうがくえん、CYBERNETIC HI-SCHOOL)は、1989年7月15日にガイナックスから発売されたクイズゲーム。クイズに正解すると、登場するヒロインが服を徐々に脱いで最後は全裸になる脱衣ゲーム(アダルトゲーム)である。ガイナックスのコンピュータゲーム参入第1弾であり、シリーズ化されて4作品が発売された。2023年現在は、4作ともプロジェクトEGGでPC-9801シリーズ版がダウンロード販売中である。
注釈
- ^ 作家の森瀬繚がニュースサイト「ファミ通.com」に寄せた記事によると、有害図書指定となってのはパッケージ版ではなく、ソフトベンダーTAKERUで発売されたバージョンだという[4]。
出典
- ^ 岡田斗司夫 2010, pp. 210–211.
- ^ 岡田斗司夫 2010, p. 168.
- ^ 岡田斗司夫 2010, p. 171.
- ^ a b c d “1990年代のPC美少女ゲーム業界と“沙織事件”。成人ゲームと“ソフ倫”の誕生【テレビアニメ『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』連動企画 第2回】”. ファミ通.com (2023年10月15日). 2023年10月15日閲覧。
- ^ a b c d 「論潮 有害ソフト」『ゲームマシン』第451号、1993年6月15日、7面。2024年6月1日閲覧。
- ^ 岡田斗司夫 2010, pp. 213–214.
- ^ “電脳学園シナリオI バージョン2・0事件第一審判決”. 夏井高人(明治大学法学部教授). 2020年2月11日閲覧。
- ^ “電脳学園シナリオI バージョン2・0事件控訴審判決”. 夏井高人(明治大学法学部教授). 2020年2月11日閲覧。
- ^ “電脳学園シナリオI バージョン2・0事件上告審判決”. 夏井高人(明治大学法学部教授). 2020年2月11日閲覧。
- ^ 岡田斗司夫 2010, pp. 215–216.
- ^ a b 松田ゆのじ (2018年4月19日). “とんがりギャルゲー紀行 第25回:電脳学園III トップをねらえ!”. 電脳世界のひみつ基地. 2020年2月11日閲覧。
- ^ a b c d e f 「よくわかる美少女ゲーム 傾向と対策編 電脳学園IV エイプハンターJ」、『美少女ゲーム最前線パート5』,p.22.
- ^ a b c d e f g h 松田ゆのじ (2018年5月3日). “とんがりギャルゲー紀行 第27回:電脳学園IV エイプハンターJ”. 電脳世界のひみつ基地. 2020年1月10日閲覧。
- ^ a b c 「よくわかる美少女ゲーム 深〜く愛して攻略データ編 エイプハンターJ」、『美少女ゲーム最前線パート5』,p.66.
- ^ a b 「よくわかる美少女ゲーム 傾向と対策編 電脳学園IV エイプハンターJ」、『美少女ゲーム最前線パート5』,p.23.
- ^ a b c d e f 「ガイナックス特別取材 -監督みんだ☆なお氏に聞く-〔なぜ、サルなのか?〕」、『美少女ゲーム最前線パート5』,p.54.
- ^ a b 「ガイナックス特別取材 -監督みんだ☆なお氏に聞く-〔なぜ、サルなのか?〕」、『美少女ゲーム最前線パート5』,p.55.
- ^ 電脳学園ミレニアムに関するお知らせ - ウェイバックマシン(2000年8月23日アーカイブ分)
- ^ 電脳学園ミレニアム2~紅の女王~に関するお知らせ - ウェイバックマシン(2001年2月5日アーカイブ分)
電脳学園(シナリオI)
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1989年7月15日発売。電脳学園の生徒であるプレイヤーを操作し、3名の講師(初級:芹沢 博子、中級:万城目 ユリ、上級:神宮寺 静)とクイズで勝負する。クイズのジャンルはアニメ・特撮・国内外のSFに関するものが多い。講師名も特撮の登場人物に由来する。ノルマは25問中20問(正解率80%)で、ノルマを達成すれば相手の服を脱がすことができる。服を脱がした状態で、特定部位をクリックすると反応する。4枚脱がせるとクリアで、全員脱がせると「電脳博士号」の学位認定を受ける。絵は当時としては珍しく、ヘアの描写にこだわっていた。パニックモードでは「カブザードリィ 兜町の試練場」という、株取引RPG風の画面が表示された。 1990年11月10日には第1作の改良版である『電脳学園シナリオI Ver2.0』が発売され、前作の購入者には半額でバージョンアップを受け付けた。なお、本バージョンは推奨年齢12歳以上として12歳未満のプレイ自粛が発売元から要請されていたが、強制力は無かった。1992年7月17日(7月24日告示)に宮崎県から有害図書指定を受けている。
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