『電脳学園シナリオI Ver2.0』の宮崎県有害図書指定に対する訴訟とは? わかりやすく解説

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『電脳学園シナリオI Ver2.0』の宮崎県有害図書指定に対する訴訟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 11:43 UTC 版)

電脳学園」の記事における「『電脳学園シナリオI Ver2.0』の宮崎県有害図書指定に対する訴訟」の解説

1992年7月17日宮崎県は「宮崎県における青少年健全な育成に関する条例」(昭和52年7月28日条例27号)第13条1項基づいて電脳学園シナリオI Ver2.0』を有害図書指定した関係機関への通知書には処分理由として「著しく青少年性的感情刺激し、その健全な成長阻害するおそれがあるため」と記載されているため、岡田は「ヘア無修正描写されていたのが引っかかった」と推測し有害指定されたことは当然であると認識していた。しかし、赤井はこの指定猛反発し、ガイナックスパソコン雑誌中心に私たち有害指定されちゃったんです」と題する意見広告掲載。特に、宮崎県公報における有害指定理由が必ずしも明確でないとする点を指摘し宮崎地方裁判所指定取り消し求めて提訴するが、1994年1月24日敗訴1995年3月1日福岡高等裁判所宮崎支部における控訴審でも同様に敗訴。これに対しガイナックス最高裁判所上告する1999年12月14日最高裁第三小法廷裁判官全員一致意見一審二審判決支持し上告棄却した。 なお、ガイナックス本訴訟の敗訴後にコンピュータソフトウェア倫理機構加入している。

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