電源方式を改造した例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 23:15 UTC 版)
直流電車を交直流電車へ改造した例JR西日本所属分415系電車 (50/60Hz) 113系電車からの改造。七尾線直流電化の際必要となる交直流電車調達のため後述する直流区間のみで使用されていた485系から取り外して捻出した交流用機器を113系に取り付けたもの。 交直流電車を直流電車へ改造した例JR西日本所属分183系電車(700/800番台) 485系電車を改造。取り外した交流機器は上記の415系(800番台)に転用。このために485系とは直流区間に限り併結運転が可能。 JR西日本289系電車 683系2000番台を改造。交流用機器の撤去は一部の編成のみに施工されている。一部編成は交流機器停止を解除し、683系に復帰。 交直流電車を交流電車へ改造した例国鉄715系電車 419系電車と同じ手法で581系電車を近郊形に改造したものが0番台 (60Hz)、583系を改造したものが1000番台 (50/60Hz)。運転区間が交流区間に限られるため、交直切り替えをなくしたもので、機構的には交直両用車のままである。 この他、形式の変更を伴わず交直切替回路を使用不能にし、事実上交流(直流)専用となった車両(前者ではJR九州所属分475系、485系電車、JR東日本所属417系、455系電車、後者ではJR西日本所属分183系電車(200番台)、JR東日本651系電車(1000番台)など)もある。交流電車を交直流電車へ改造した例はない。
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