電源の遮断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 23:38 UTC 版)
電源の遮断は、基本的に負荷機器に近い所(下位側)から行う。 分岐回線の配線用遮断器を開放する。 全ての分岐回線を開放した後、低圧側主遮断器を開放する。 その後、高圧機器の操作に入る。 高圧分岐(フィーダー)遮断器を開放する。 受電用遮断器を開放した後、電源側開閉器を開放する。 送電禁止表示の取り付けや、充電区間表示・絶縁用防具の取り付け、施錠などを行う。 無電流にしてから、断路器および断路機能しかない接点を開く。 検電器で停電の確認をし、短絡接地器具を付ける。(短絡接地器具付ける際は、接地側を先に付け電路側を後に付ける。外すときはその逆の手順である) 電路ごとに検電を行い、残留電荷の放電(大地へ逃がす)を行う。 制御電源の開閉器を開放する。 作業開始の指示を行う。 ※特別高圧で受電しているなど、さらに上位系統がある場合でも、下位側から上位側へ遮断するため、基本的に低圧→高圧→特別高圧の順に遮断する。 電源の供給は逆の手順で行う。
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