離陸直後のエンジン停止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:00 UTC 版)
「USエアウェイズ1549便不時着水事故」の記事における「離陸直後のエンジン停止」の解説
New York TRACON audio バードストライク後の管制官との交信 (3分10秒) この音声や映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声・動画の再生をご覧ください。 USエアウェイズ1549便は、午後3時26分にニューヨークのラガーディア空港を離陸直後、カナダガンの群れに遭遇した。両エンジンの同時バードストライクというレアケースによって両エンジンがフレームアウト(停止)し、飛行高度の維持が出来なくなった。 1549便はこの日シャーロットからの折り返し便として運行されており、操縦は副操縦士のジェフリー・スカイルズが担当していた。しかし、両エンジンの停止後、即座に機長のチェズレイ・サレンバーガーは補助動力装置(APU)を起動させ、操縦を副操縦士から交代し、同時に空港管制に対し、状況の報告と非常事態を宣言した。副操縦士は以後事態を改善すべく、QRH(クイック・リファレンス・ハンドブック)によるエンジン再始動を着水直前まで実施した。
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