隠し球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:40 UTC 版)
現役時代の1984年5月29日、対西武ライオンズ戦で、三塁走者の駒崎幸一を隠し球でアウトにした。この場面の一部始終は同年のフジテレビ「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」で取り上げられ、珍プレー大賞に輝き、以後同番組で繰り返し放送された。 なお、隠し球の陰で忘れられているが、その試合中に剥離骨折を起こし、途中2ヶ月ほど欠場している。開幕時の正遊撃手だった定岡智秋がアキレス腱断裂で長期離脱したため、三塁手だった久保寺雄二を遊撃手で起用、控えの立石が三塁手に入って半月後のことであった。立石の代役には元々三塁手だった山村善則を左翼手から回したが絶不調。結局、前年一塁を守っていた池之上格と立石が併用された。本来は二塁手の河埜敬幸がジェフ・ドイルの加入で中堅手へコンバートされ、一塁手のクリス・ナイマンも守備力は低かったため、1984年の南海は内野守備が安定せず、特にシーズンを通して固定できなかった三塁手は26失策、遊撃手は34失策という類を見ない拙守ぶりであった。
※この「隠し球」の解説は、「立石充男」の解説の一部です。
「隠し球」を含む「立石充男」の記事については、「立石充男」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から隠し球を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 隠し球のページへのリンク