隠し田とは? わかりやすく解説

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かくし‐だ【隠し田】

読み方:かくしだ

おんでん隠田


隠田

(隠し田 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 09:16 UTC 版)

隠田(おんでん)は、農民が年貢の徴収を免れるために密かに耕作した水田のことである。隠田は「かくしだ」あるいは「いんでん」とも読み、現代仮名遣では「し」を補って、隠し田とも書く。忍田(しのびだ)とも言うが、同様に忍び田とも書く。他に隠地(おんち)、隠没田(おんぼつでん)もいうが、これらも同義語である[1]の場合は隠畠(かくしたばた)と呼ばれた。これも同じく隠し畑とも書く。


  1. ^ 「隠没田」の場合は、摘発されて、官の所有に帰した、という意味を含む(岩波書店続日本紀』p336注より)


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