隠し球によるアウトの取り消し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 05:55 UTC 版)
「隠し球」の記事における「隠し球によるアウトの取り消し」の解説
1965年6月10日の近鉄バファローズ対南海ホークス戦で、9回表二死一塁で代打が起用された場面のこと、球審がプレイを宣告した直後、リードのため離塁した南海の一塁走者ケント・ハドリはボールを隠し持っていた近鉄の一塁手・高木喬に触球され、一塁塁審もアウトを宣告した。しかし、「代打起用のためタイムがかけられた後、投手がボールを持って正規に投手板に位置する前に球審がプレイを宣告したことが規則違反である」と南海監督・鶴岡一人が指摘し、球審もこれを認めたため、アウトは取り消された。
※この「隠し球によるアウトの取り消し」の解説は、「隠し球」の解説の一部です。
「隠し球によるアウトの取り消し」を含む「隠し球」の記事については、「隠し球」の概要を参照ください。
- 隠し球によるアウトの取り消しのページへのリンク