送元二使安西
(陽関三畳 から転送)
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『送元二使安西』(元二の安西に使いするを送る、げんじのあんせいにつかいするをおくる)は、唐の詩人・王維が詠んだ七言絶句[1]。王維の代表作の一つであり[2]、古くから離別の送別詩[† 1]として名高い[4]。中国や日本において、送別の宴席で「陽関三畳」としてしばしば詩吟される[4]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j 植木久行 著、松浦友久 編『人生の哀歓』東方書店〈心象紀行 漢詩の情景 2〉、1990年、58-59頁。ISBN 978-4497903020。
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- ^ a b 『遙かなる大地』石川忠久(監)、世界文化社〈ビジュアル漢詩 心の旅 5〉、2007年、164頁。ISBN 978-4418072194。
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- ^ a b c d e f g h i j 駒田信二『漢詩百選 人生の哀歓』世界文化社、1993年、218-219頁。ISBN 978-4418922024。
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- ^ a b 陳舜臣『中国詩人伝』講談社、1988年、36-40頁。ISBN 978-4062041171。
- ^ a b 石川 (2002) p.62
- 1 送元二使安西とは
- 2 送元二使安西の概要
- 3 影響
- 4 参考文献
陽関三畳
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成句
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