院伝奏とは? わかりやすく解説

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院伝奏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/04 02:13 UTC 版)

院伝奏(いんのでんそう)は、院(上皇法皇)への奏請を取り次ぐ院司の役職。


  1. ^ 橋本『国史大辞典』
  2. ^ 明正上皇の院伝奏は上皇が徳川秀忠の外孫であることから江戸幕府の意向が反映されている。続いて上皇になった後西上皇にも院伝奏が置かれたが幕府から公認されたものではなかった。幕末まで続く院伝奏の制度が朝廷・幕府の合意をみるのは霊元上皇の時代のことである(村、2013年、P35-36・105-106)。
  3. ^ 明正上皇の院伝奏に対しては江戸幕府から合力米(事実上の役料)が支給されている(村、2013年、P22)。
  4. ^ 村、2013年、P28・35-36・105-106・112-121・170・209・217


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院伝奏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 07:24 UTC 版)

院司」の記事における「院伝奏」の解説

上皇各方面からの奏請取次ぐ役。後白河上皇時代吉田経房高階泰経初見とするが、実際に機能したのは後嵯峨上皇時代宝治元年1246年)に吉田為経・葉室定嗣任命して関東申次担当する事項以外の一切取次任された。亀山上皇時代弘安2年1279年)には定員6名を3組分け交代取次行った。後に武家伝奏などへと派生するが、江戸時代には現任あるいは前任大納言中納言が院伝奏を兼ねて大事にあたった

※この「院伝奏」の解説は、「院司」の解説の一部です。
「院伝奏」を含む「院司」の記事については、「院司」の概要を参照ください。

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