関連会社、造船所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 14:40 UTC 版)
大日本兵器 1936年(昭和11年)にスイスのエリコン社と航空機用20mm機銃で技術提携、横浜市磯子区に富岡兵器製作所を設立し技術指導を仰いだ。1938年(昭和13年)に分離独立し大日本兵器(株)となる。戦後は日平産業と改称し、機械メーカーとなる。後にトヤマキカイと合併し、「日平トヤマ」を経て2008年(平成20年)10月より「コマツNTC」ヘ。 青島工廠 1938年(昭和13年)に海軍より青島旧海軍工廠の経営を委託される。太平洋戦争の敗戦により中国軍が接収する。 名古屋造船 1941年(昭和16年)6月、大同製鋼と共同出資し設立。1964年(昭和39年)に石川島播磨重工業に吸収合併される。現IHI愛知工場。 四日市造船所 戦時中の船舶不足により、大型商船建造のため産業設備営団が施設を建設し、民間で経営する方式で造船所を建設。全国の4箇所で建造され(残りは三井造船安芸津、三菱重工業広島、日立造船神奈川)、四日市では年間10万総トンを予定する。1944年(昭和19年)3月に設備一部完成により開設。1945年(昭和20年)1月に第1船「鉄山丸」を起工するが6月の空襲による火災で造船所は焼失、1隻も竣工することなく9月に閉鎖された。「鉄山丸」のみ戦後に浦賀で工事を続行し、1947年(昭和22年)に竣工した。
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