閉塞隅角緑内障
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 09:12 UTC 版)
虹彩切開術・虹彩切除術実施後もIOPが高い患者(アジア系も含む)に対して実施された二重盲検試験では、ラタノプロスト単剤治療群はチモロール治療群よりも大きなIOP低下効果(2週と12週でそれぞれ、8.8mmHg(ラ群)vs 5.7mmHg(チ群)と8.2mmHg(ラ群)vs 5.2mmHg(チ群))を示した。日本の添付文書では、『本剤を閉塞隅角緑内障患者に投与する場合は、使用経験が少ないことから慎重に投与することが望ましい。』とされている。
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閉塞隅角緑内障
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 14:45 UTC 版)
急性閉塞隅角緑内障 房水排出部である隅角が比較的短期間にふさがり、房水の排出能が急激に低下することにより眼圧が急激に上昇することで発生する。突如激しい頭痛、目の痛み、腹痛、嘔吐などの症状が出る。対処が遅れると一晩でも失明の危険がある。激しい頭痛などによる症状から脳疾患などと疑われやすく、診断が遅れることが多い。緊急の場合には、外科的手術を必要とすることもある。 中年以降の遠視の女性に好発する。通常、前房深度が狭くなる夜間~明け方に発症しやすい。視神経障害を生じると閉塞隅角緑内障となる。 慢性閉塞隅角緑内障 房水排出部である隅角が (部分的に) ふさがっている。自覚症状に乏しく、徐々に視野狭窄の症状が起きる。 続発閉塞隅角緑内障 ぶどう膜炎続発緑内障、血管新生緑内障、角膜移植後緑内障、小眼球症、悪性緑内障などがある。
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