長屋王の変と光明子立后とは? わかりやすく解説

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長屋王の変と光明子立后

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 08:29 UTC 版)

奈良時代」の記事における「長屋王の変と光明子立后」の解説

この時代初め中臣鎌足息子藤原不比等あらわれて政権をにぎり、律令制度確立力を尽くすとともに皇室接近して藤原氏発展基礎かためた不比等死後政権担当したのは、高市皇子の子天武天皇の孫にあたる長屋王であった。彼は右大臣に昇って権勢誇ったが、その前後から負担苦し農民浮浪逃亡がふえ、社会不安表面化したため、政府財源確保のため723年養老7年)には、三世一身法施行し開墾奨励した不比等の娘藤原宮子を母とする聖武天皇724年神亀元年)に即位したころから不比等の子武智麻呂房前、宇合、麻呂藤原四兄弟政界に進出した。729年神亀6年)、左大臣のぼった長屋王対し藤原四兄弟は「左道によって国家天皇)を傾ける(殺す)」と讒訴して、自殺追いこみ長屋王の変)、政権を手にした。変の直後藤原氏不比等の娘光明子を、臣下最初皇后光明皇后)に立てることに成功した

※この「長屋王の変と光明子立后」の解説は、「奈良時代」の解説の一部です。
「長屋王の変と光明子立后」を含む「奈良時代」の記事については、「奈良時代」の概要を参照ください。

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