長屋外部の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 17:08 UTC 版)
燕 小間物問屋の朝日屋の娘。長屋には少ない年の近い少女として、店を訪れた木の葉と親しくなる。女性であるため店には出ないよう指示されているがそれを無視し、女性目線で運営する店を創ることを夢見ている。琴が得意で、料理は自覚がないものの不得意。 勘兵衛 藤次の元植木職人仲間。藤次がいなくなった菊の品評会では優勝を独り占めしていた。 波穂 木の葉の通う三味線教室の生徒。許嫁がいる。 野鹿大門 一州をいじめていた武士の息子。一州が脚を捻挫した一件を巡って丞と対立して疎遠になり、その後は鈴村との関係が深くなる。 鈴村響 野鹿家に圧力をかけられている与力の鈴村家の息子で、同心。20歳。厠に転落したところを玄庵に救われ、それ以来彼に師事している。大門と丞の仲間割れにも関与した。剣の達人である。 作者の島津にとっては初めて描くタイプのキャラクターであり、一州と大門に関わる人物として構想していたところ玄庵とも繋がったという。
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