村との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2007/12/13 07:10 UTC 版)
地方(じかた)の近世部落は、次の二つのタイプがあった。どちらの場合も穢多(えた)身分の者が高請地を名請しており、年貢を負担していた。しかし、役負担では身分の差がある。 本村付(ほんそんつけ) 穢多(えた)身分で構成される近世部落が枝郷として、本村(本郷)の百姓身分の村(百姓村)に附属する形である。独自に地方三役を置くことはできず、本村を通じて支配(人別・年貢など)を受けた。 一村立(いっそんだて) 穢多(えた)身分で構成される近世部落が単独で一つの村を構成する形である。
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