鏡像関係(Mirror)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 01:19 UTC 版)
「ソシオニクス」の記事における「鏡像関係(Mirror)」の解説
鏡像関係は同じ自我機能を共有しているものの、一方の先導機能が他方の創造機能となり、重点を置く位置が異なっているタイプ間に生じる。鏡像関係は両者間の同様の行動、動機、そして相互理解によって特徴づけられる。意思疎通は通常、他方が今口頭で明らかにする必要がある思考手段を話そうとし続けているように見えるために、長い対話という結果をもたらす。[要出典]鏡像関係間で食い違いが起こる重要な原因は、先導機能の合理(論理か倫理)/非合理(感覚か直観)が異なっていることにある。外向的合理機能を先導機能に持つタイプ(ソシオニクスの4文字におけるEj)は内向的非合理機能を先導機能とするタイプ(Ip)の受動的で不安定な振る舞いが物事を成し遂げるにあたって深刻な障害となると判断し、一方でIpタイプはEjタイプの活動的で積極的な行動を偏執的で暑苦しいものととらえる。同様に、外向的非合理機能を先導機能に持つタイプ(Ep)は内向的合理機能を先導機能とするタイプ(Ij)を幾分か鈍感で退屈であると感じ、対してIjタイプはEpタイプを極めて気まぐれで衝動的だと見なす。
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