金谷治訳注とは? わかりやすく解説

金谷治訳注(『論語』岩波文庫)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 16:23 UTC 版)

論語の注釈」の記事における「金谷治訳注(『論語岩波文庫)」の解説

金谷治訳注。初版1963年1999年改訂新版。各・ワイド版出された。原文文庫旧版論語』(武内義雄昭和8年1933年〉)を採用し読み下し書き下し)は主として後藤芝山後藤点林羅山道春点に拠っている。ただ、この読み多く朱熹新注(『論語集注』)に従っていることから、清原家本の点といった諸点参照し誤読判断した部分改めている。解釈には魏の何晏の『論語集解』(古注)、後漢鄭玄注南宋朱熹の『論語集注』(新注)のほか、主として清の劉宝中国語版)の『論語正義』、潘維城の『古注集箋』、王歩青の『四書匯参』、江戸時代伊藤仁斎論語古義』、荻生徂徠論語徴』を参考とし、奇説と判断したものは避けている。現代語訳は、金谷によれば補い最小限に、説明は注にまわして原文ニュアンスをそこなわないように腐心している。なお特に現代語訳文には、倉石武四郎訳書吉川幸次郎訳解書から示教得ている。。

※この「金谷治訳注(『論語』岩波文庫)」の解説は、「論語の注釈」の解説の一部です。
「金谷治訳注(『論語』岩波文庫)」を含む「論語の注釈」の記事については、「論語の注釈」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「金谷治訳注」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「金谷治訳注」の関連用語

金谷治訳注のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



金谷治訳注のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの論語の注釈 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS