金沢城2期新段階(慶長(1596~1615)後期)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 14:18 UTC 版)
「戸室山」の記事における「金沢城2期新段階(慶長(1596~1615)後期)」の解説
構築者は3代藩主の前田利常である。近世後期の史料であるが、名古屋城普請に並行して金沢城本丸高石垣(辰巳櫓下)を構築したとの記載が見える。遺構から見ても、名古屋城前田家丁場と金沢城辰巳櫓下石垣は、共通の特徴を備えている。この他三ノ丸北面・河北門周辺(九十間長屋下等)でも類似の特徴を持つ石垣が認められる。 石切り丁場の位置:地域Ⅰを除くキゴ山から戸室山北部を含む範囲。岩屑なだれ堆積物の地質に加えてキゴ山や戸室山の本山域を含む広範囲に採掘域が広がる。地域Ⅱに丁場跡が残る。
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