戸室山とは? わかりやすく解説

戸室山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 07:58 UTC 版)

戸室山(とむろやま)は、石川県金沢市東部にある標高548 m第四紀火山溶岩円頂丘(溶岩ドーム)。景観的には山体の半分が欠けて、金沢市街側が凹形の左右対称的な山容で、背後の裾野の広い医王山とよく調和した美を作りだしている[2]医王山県立自然公園に含まれる。


  1. ^ a b c 基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2020年7月7日閲覧。
  2. ^ a b 『石川県大百科事典』北国出版社、1975年。 
  3. ^ a b 柴野美啓「巻十一」『龜の尾の記』石川県図書館協会、1932年。 
  4. ^ a b 『角川地名大辞典 17 石川県』角川書店、1981年。 
  5. ^ a b 「第6章 火山」『日本の地質5 中部地方Ⅱ』共立出版、1988年。 
  6. ^ a b 酒寄淳史「地質環境」『戸室石切丁場確認調査報告書Ⅱ(金沢城史料叢書18)』石川県金沢城調査研究所、2013年。 
  7. ^ a b 石渡 明・田崎和江・田崎耕市「金沢市の戸室火山岩屑流堆積物の特徴とその中の木片の14C年代」『日本地質学会第108年学術大会講演要旨』2001年9月。 
  8. ^ 石渡 明「戸室火山の大崩壊について」『北陸地震・火山防災研究会 防災市民講座テキスト』2001年12月。 
  9. ^ 日本山岳会編著『改訂 新日本山岳誌』ナカニシヤ出版、2016年。 
  10. ^ 石川県立図書館報 262号”. 石川県立図書館ホームページ. 2020年7月9日閲覧。
  11. ^ 酒寄淳史「戸室石の岩石特性」『戸室石切丁場確認調査報告書Ⅱ(金沢城史料叢書18)』石川県金沢城調査研究所、2013年。 
  12. ^ 「第4章 新第三系」『日本の地質5 中部地方Ⅱ』共立出版、1988年。 
  13. ^ 戸室石切丁場”. 金沢市公式ホームページ. 2020年7月7日閲覧。
  14. ^ a b c 北野博司「加州金沢城の石垣修築について」『東北芸術工科大学紀要 No.8』東北芸術工科大学、2001年。 
  15. ^ a b c d e f g h 冨田和気夫「戸室石切丁場の概要」『戸室石切丁場確認調査報告書Ⅱ(金沢城史料叢書18)』石川県金沢城調査研究所、2013年。 
  16. ^ a b c d e 長 秋雄「金沢城石垣(戸室石)の帯磁率 −自然石積石垣・割石積石垣・粗加工石積石垣−」『地質調査研究報告 第66巻 第1/2号』産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2015年。 
  17. ^ a b c d e f 滝川重徳「諸大名家の石垣 前田家(加賀)」『城郭石垣の技術と組織(金沢城史料叢書16)』石川県金沢城調査研究所、2012年。 


「戸室山」の続きの解説一覧

戸室山(548m)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 21:13 UTC 版)

医王山県立自然公園」の記事における「戸室山(548m)」の解説

キゴ山同じく50万年ほど前の火山活動でできた山といわれる戸室由来は、泰澄大師托鉢拒んだ舟から取り上げ空中飛行(飛・とびろ)して落ちた場所という説や、泰澄大師医王山開山の際に,最初宿泊地としてこの山の岩室(外室=そとむろ)を利用したことに由来しているという説もある。山頂には戸室権現をまつる小祠がある。

※この「戸室山(548m)」の解説は、「医王山県立自然公園」の解説の一部です。
「戸室山(548m)」を含む「医王山県立自然公園」の記事については、「医王山県立自然公園」の概要を参照ください。

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