地域Ⅱ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 14:18 UTC 版)
戸室山西方低丘陵地の東半分。現在の戸室新保から戸室別所・湯谷原町・小豆沢町にかけての東西1.3km、南北1.5kmの範囲である。地質的には、地域Ⅰと同様の「戸室山岩屑なだれ堆積物」の地層が大半で、南東域の一部が「火砕性堆積物」の地層である。20か所の丁場跡が確認された。採掘坑の規模や群構成は地域Ⅰと大差ないが、若干拡大する傾向がある。矢穴痕のある割石片を伴い、地点によっては分割途上の母岩・未製品・原石等が残り、これらに小型の刻印を付す例が認められた。
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