溶岩円頂丘形成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 14:18 UTC 版)
金沢市街地の中心から東南東へ約8kmの位置にある戸室山とその東南に隣接するキゴ山は、いずれも比高約250mの溶岩円頂丘である。基盤は中部更新統の卯辰山累層からなる。岩質は斜方輝石角閃石安山岩質で、石英・黒雲母の斑晶も含まれる。この溶岩円頂丘が形成されたK-Ar年代は0.43~0.61Maである(43~61万年前、チバニアン)。 溶岩円頂丘を形成するとともに厚さ50~100mと推定される溶岩流が北~北東方向に約1km流れ下り、戸室山北部の溶岩流先端付近では直径数mの岩塊が多数濃集しており、時に10m近い大きさの岩塊も存在する。
※この「溶岩円頂丘形成」の解説は、「戸室山」の解説の一部です。
「溶岩円頂丘形成」を含む「戸室山」の記事については、「戸室山」の概要を参照ください。
- 溶岩円頂丘形成のページへのリンク