野田隆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/29 00:44 UTC 版)
野田 隆(のだ たかし、1952年 - ) は、日本の旅行作家。
日本旅行作家協会理事。とくに鉄道旅行の紀行を手がけている。地域は、ドイツを中心としたヨーロッパと日本を得意としている。また、最近は鉄道マニアの生態を描写したエッセイを発表している。
来歴
愛知県名古屋市出身。名古屋市立千種台中学校、愛知県立旭丘高等学校を卒業後、早稲田大学法学部に進学し、早稲田大学大学院法学研究科博士前期課程を修了(法学修士)。専攻は国際法。長らく都立高校の英語科教諭を務めていたが、2010年3月で早期退職。以後フリーランスで活動している。
テレビ番組タモリ倶楽部では、架空の鉄人予備校において「北斗星に乗った時の正しい行動の仕方講座」の講師をつとめたが、この内容は著書「テツはこう乗る」(光文社新書)の第3章に基づくものである。
著書
- 『ヨーロッパ鉄道と音楽の旅』(近代文芸社) 1993
- 『ドイツ=鉄道旅物語』(光文社・知恵の森文庫、東京書籍) 1995
- 『北欧=鉄道旅物語』(東京書籍) 1998
- 『ヨーロッパ鉄道旅行の魅力』(平凡社新書) 2003
- 『にっぽん鉄道旅行の魅力』(平凡社新書) 2004
- 『素晴らしき哉、鉄道人生』(ポプラ社) 2005、のち改題大改訂新書版『テツに学ぶ楽しい鉄道旅入門』(ポプラ新書) 2016
- 『列車で巡るドイツ一周世界遺産の旅』(角川oneテーマ21) 2005
- 『にっぽんローカル鉄道の旅』(平凡社新書) 2005
- 『テツはこう乗る 鉄ちゃん気分の鉄道旅』(光文社新書) 2006、のち改題『鉄ちゃんに学ぶ「テツ道」入門』(光文社・知恵の森文庫) 2010
- 『駅を楽しむ! テツ道の旅』(平凡社新書) 2007
- 『乗りテツ大全 ~ 鉄道旅行は3度楽しめ!』(平凡社新書) 2008
- 『貯本日本』(監修、ポプラ社) 2009
- 『一度は乗りたい絶景路線 カラー版』(平凡社新書) 2009
- 『旅が10倍面白くなる観光列車 - SLからイベント列車まで』(平凡社新書) 2011
- 『出張ついでのローカル線』(メディアファクトリー新書) 2011
- 『定年からの鉄道ひとり旅』(洋泉社新書y) 2012
- 『定年からの鉄道旅行のススメ(洋泉社新書y) 2013
- 『にっぽん鉄道100景』(平凡社新書) 2013
- 『テツはこんな旅をしている』(平凡社新書) 2014
- 『テツ道のすゝめ』(中日新聞社) 2016
- 『愛知県 駅と路線の謎』(洋泉社新書y) 2016
- 『シニア鉄道旅のすすめ』(平凡社新書) 2018
- 『今すぐ出かけたくなる魅惑の鉄道旅』(産業編集センター) 2019
- 『ニッポンの「ざんねん」な鉄道』(光文社・知恵の森文庫) 2020
- 『シニア鉄道旅の魅力』(平凡社新書) 2021
- 『にっぽんの鉄道150年』(平凡社新書) 2022 - 2023年7月、第5回「旅の良書」に選出
その他の執筆活動
- 「世界の車窓から」の書籍化、DVDブックに執筆協力
- 「地球の歩き方」by TRAINシリーズでドイツ、北欧、中欧などを担当
- 総合情報サイト「All About(オールアバウト)」の「鉄道」サイトのガイド担当
- 分冊百科「DVDでめぐる世界の鉄道 絶景の旅」(集英社)にコラム連載
- 中日新聞&東京新聞夕刊文化面の連載記事「テツ道のすゝめ」(2015年10月~同年12月)
- 東洋経済オンライン
- 講談社ウェブサイト「現代ビジネス」
- 「にっぽんの廃線50」(祥伝社新書)で、NHK番組制作班の一員として本文をすべて執筆
ほか
放送出演
- グッド!モーニング(テレビ朝日系)
- なないろ日和!(テレビ東京)
- こんにちはいっと6けん(NHK総合テレビ)
- NHK BSアーカイブス(NHKBSプレミアム)
- みのもんたの朝ズバッ!(TBSテレビ)
- トレセン(FMヨコハマ)
-
- 「鉄道の日」にちなんだ「鉄道王決定戦」の審査委員長として出演
- お願い!ランキング(テレビ朝日系)
-
- JR東日本のウィークエンドパスで行くローカル線ランキング
-
- JR東日本の企画乗車券ツーデーパスを使った5000円乗り放題の旅
-
- 定額給付金で行くお花見鉄道の旅
-
- 鉄人予備校:「北斗星」に乗った時の正しい行動の仕方講座
ほか
外部リンク
- メールマガジン
固有名詞の分類
- 野田隆のページへのリンク